皆さんは視力は高い方ですか？最近の若い人達は視力が低いという傾向にあります。実は、視力には顎と関係があると言われています。
顎と視力には、次のような関係があります。
- 顎関節症によって目の高さが変わる場合がある
- 歯並びが悪いと視力が低下する場合がある
- 顎関節症によって目が痙攣する場合がある
顎関節症になると、骨が歪むことで筋肉が収縮や引っ張り合いを起こします。左右の筋肉と顔面骨格がアンバランスになると、左右の目の高さが非対称になったり、目の大きさが一方だけ大きくなったりします。また、顎関節症によって顎の筋肉が緊張し、神経や血管を圧迫することで、目の筋肉も同じような症状が出ることがあります。その結果、正常なまばたきができず、痙攣を引き起こす場合があります。
一方、歯並びが悪いと視力が低下すると言われています。歯は頭蓋骨を歪める力を持つため、目の受け皿である眼窩にも影響を及ぼします。かみ合わせが悪いと眼球を圧迫して仮性近視となってしまうことがあり、そのまま放置すると真性の近視になってしまう場合があります。
中には顎の力も視力に影響するとも言われています。これを、普段の生活で予防するためには、食事でよく噛むことが一番大事です。たとえどんなに柔らかい食べ物でもなるべく噛む回数を30回ほどにすることが大切です。
顎関節症や歯並びに関しては歯科に行きしっかりと治してもらいましょう。
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